主な事業

事業計画についての考え方
当管内のさけ資源も年々安定した状況となっておりますが、老朽化したふ化施設及び捕獲施設の補修・改修工事を積極的に進めていく考えであります。
道増協主催の「増殖体制検討協議会」の協議結果に基づく、新たな事業体制の確立に万全を期してまいりたいと考えております。
えりも以西3地区増協の統合に向けた課題も残されておりますが「種卵確保の連携」など、以西海区全体の資源の底上げのため、積極的に対応して行く所存であります。 
また、「公益法人改革関連3法」の施行に伴う法人改革で、平成25年3月に道から「一般社団法人」への移行認可を受けることができました。今後は「公益目的支出計画」に沿った事業運営に努めてまいりますので、より一層のご指導・ご支援をお願い申し上げます。
1.捕獲採卵事業及びふ化放流事業
(1) 捕獲採卵事業
北海道から捕獲採卵事業の委託を受け、7事業河川及び1補完河川において事業を実施し、北海道が策定した人工ふ化放流計画に基づく種卵確保に努めてまいります。
(2) ふ化放流事業
種卵の管理については、敷生ふ化場において、一元的に管理を実施し、事業の集約化・効率化に努めてまいります。
また、適切な管理のもと、適期・適正サイズにおける健全な稚魚の放流を目指してまいります。
2.増殖施設設備事業
老朽化した捕獲採卵及びふ化放流施設の改修を本年度以降年次計画に基づき、実施し、管内のさけ資源の安定に努めてまいります。
3.河川環境保全対策事業
さけ・ます増殖河川を重点として、河川環境の実態を把握するため、年2回の水質調査等を北海道漁業環境保全対策本部と連携をとりながら、実施してまいります。
また、河川周辺の植樹事業を各組合のご協力を得ながら実施してまいります。
4.研修事業
さけ・ます資源の増大を図るため、増殖技術の向上を目指し、関係機関等の協力を得ながら研修会を実施してまいります。
5.その他の事業
さけ・ます増殖事業や河川保全対策に必要と思われる事業や講演等についても、積極的に対処してまいります。
学校・各種団体より要請のあった種卵・稚魚等について、供与してまいります。
また、採卵実習・放流体験等の依頼についても、積極的に協力してまいります。